2017年11月29日水曜日

白髭神社

白髭神社 (旧村社)






祭神:猿田彦尊 さるたひこのみこと
  :健速須佐之男命 たけはやすさのおのみこと
  :倉稲魂尊 うかのみたまのみこと
  :菅原道真 すがわらみちざね
  :経津主尊 ふつぬしのみこと

鎮座地:宮崎県宮崎市大字有田二三一一番地

例祭日:十一月十三日

社殿:本殿(流破風造)四坪
  :拝殿(入母屋造)十四.五坪

境内坪数:二、一七一坪三六

創立年月日:建久二年(一一九一)

由緒沿革:
 当社は、文治六年(一一九〇)源頼朝が日向の地頭に工藤祐経(のち伊東と改姓)を任じた時に有田の鎮守として勧請し、時の鎌倉幕府は武運長久祈願のために社領高五十石を奉納した。
正治二年(一二)惟宗忠久公(のち島津と改姓)の領地となってからこの社領制は廃止された。

忠久は島津荘の始祖であり、以来島津荘の中にあったが、天正十三年編成の『日向五郡分帳』には宮崎之郡有田五町とあるところをみると、一時このような状態の時があったものであろう。
現在生目地区の中にあることを思えば数奇な歴史の歯車を感ずるものである。

しかし、有田村は薩摩藩に属し石高五七四石をもってご一新(明治維新)となり、明治四年三月鹿児島藩神社掛、文書奉行の橋口一郎、小森新蔵の両者が出張して新しい神社制度のもとに以前から祀られていた、

大将軍神社 - 健速須佐之男命 たけはやすさのおのみこと
天満神社 - 菅原道真 すがわらみちざね
森稲荷神社 - 倉稲魂尊 うかのみたまのみこと

以上、三社を合祀して白髭神社と称した。



















参考:宮崎県神社誌[宮崎県神社庁編]

矢的原神社

矢的原神社




祭神:天津彦火々出見尊 あまつひこほほでみのみこと

鎮座地:宮崎県宮崎市大島町八四七ノ一

創立年月日:不詳

由緒沿革:
 矢的原神社に伝わる社殿の創建の時代詳らかならずも、太古天津彦火々出見尊、高千穂峯より此の処を檍原と目度を定められて御弓を射させ給ひしがその的石と言ひ伝ふる霊石あり。其の時は 檍原大権現と呼称し居たりと言ふ。今尚、原の権現様と呼称する。
昔から腹の神として町内始め広く町外の人々の参拝者がたえない。

昭和十三年(一九三八)、霧島神社(矢)、的石神社(的)、原権現神社(原)より三社合社して 矢的原神社となる。











社殿上部の鬼瓦




霧島神社(大島)

霧島神社(大島) (旧無格社)







祭神:彦火々出見尊 ひこほほでみのみこと

鎮座地:宮崎県宮崎市大島町平原九九七

例祭日:十二月十九日

社殿:本殿 二.二五坪

境内坪数:二一七.0一

創立年月日:不詳

由緒沿革:
 昔より「檍原大権現」と称し、腹部の病に霊験あらたかな神社として、今に近郊よりの参拝が多い。
ご祭神が高千穂の峯より、ここを檍原と目度を定めて御矢を射られた古事により、今にその矢石という霊石があり、いつの頃からかこの霊石に殿舎を設けて奉祭したという。
なおここよりおよそ四十間を隔てて的石と称する奇石があり[ 矢的原神社 MAP ]、前記「彦火々出見尊のお弓を引かせて給いし時の御的なり」と言い伝え、同じく社殿を立てて奉祭するとともにご神体を霊石とする信仰からして、相当古い時代にその創祀が考えられる。
またご社名を同じくする霧島神社が日向式内社の一つであることなどからしてもその由緒の深いことを物語っている。










四十間先の矢的原神社境内の的石神社にて祀られている奇石







参考:宮崎県神社誌[宮崎県神社庁編]

2017年11月3日金曜日

宮崎神宮大祭 御神幸祭 (神武さま)


宮崎神宮で毎年十月二十六日に斎行されているお祭りで、直近の土曜・日曜の二日間で御神幸行列が行われる宮崎県下最大のお祭りです。
御神幸行列は「神武さま」と呼ばれ毎年多くの見物客で賑わいます。

初日は宮崎神宮から御旅所(瀬頭と大淀を一年おきに持ち回り)への往路、二日目は御旅所から宮崎神宮への復路となっています。

順路は以下画像の通りになっています。





お祭りの起源ははっきりしませんが、少なくとも江戸時代中期には「神輿社内渡御」の祭事が行われていたそうです。
明治になり宮崎市中村町氏子から県に対して「渡御の儀の願い」が提出され大淀川を越えるようになり、その後規模を拡大し明治四十二年頃から現在のような隊列を組む形になりました。


現在は御神幸行列の他に、順路のすぐ近くに位置する高千穂通りなどで神武さま広場が開催され多くの出店や数々のステージで宮崎県内の神楽や雅楽・和太鼓の演奏、大道芸などが行われています。

行列の順番は昭和十五年(1940)に発行された宮崎神宮御神幸列圖 [wikipedia] に順じています。



列太鼓






御獅子













主典







神饌唐櫃






樂人






女稚児






御鳳輦






唐鞍御神馬






御錦蓋






御菅蓋






男稚児






流鏑馬









皇宮神社こどもみこし







神武こども太鼓






神々のパレード











都城熊襲踊







ミスシャンシャン馬








人力車レディ








JC太鼓








神話ラッピングバス










※平成二十九年の御神幸行列は台風22号の影響で一日目は中止、二日目も一時間遅れでの行列となりました。
その為、おきよ丸やアマテラス等の行列参加がありませんでした。




参考 [宮崎神宮ホームページ / http://miyazakijingu.jp/modules/about/index.php?content_id=6 ]
[宮崎県の歴史散歩 / 山川出版社 刊]