2017年5月21日日曜日

炎尾神社

炎尾神社 (旧無格社)






祭神:天津彦火瓊々杵命 あまつひこほほのににぎのみこと
  :豊玉姫命 とよたまひめのみこと
  :木花開耶姫命 このはなさくやひめのみこと
  :彦火火出見命 ひこほほでみのみこと
  :鸕鷀草葺不合命 うがやふきあえずのみこと
  :玉依姫尊 たまよりひめのみこと

鎮座地:宮崎県宮崎市清武町船引一五〇八ノ二

例祭日:十月十七日

社殿:本殿(流造)   三坪
  :拝殿(入母屋造)六.一坪

境内坪数:一九二坪

創立年月日:承和十年(八四三)九月十五日

由緒沿革:
 当社は仁明天皇の御代、承和十年(八四三)九月の勧請で、炎尾六社大権現と称し、崇敬者の信仰厚く、殊に幕府より供田として水田四反歩を寄付して耕作させ、例祭には庄屋に代拝させ荘厳なる祭典を挙行されたと云う。

当社の特種神事として毎年正月元旦に、当社に供えてある神酒の瓶の酒の色合及び量の増減に依って、その年の農作物の豊凶を判定する御神酒試しの神事は、現在も斎行されている。
この神酒は、毎年当家にて自家製のニゴリ酒を作り、秋の例祭日に長さ十三糎、高さ七.五糎の横べという須恵器に補給し神殿に供えておくものである。


また、ご本殿は創建から長い年月を経たものと見られ、史跡保護の観点から覆屋が建築されている。












参考:宮崎県神社誌[宮崎県神社庁編]

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