祭神:天津彦火瓊々杵命 あまつひこほほのににぎのみこと
:豊玉姫命 とよたまひめのみこと
:木花開耶姫命 このはなさくやひめのみこと
:彦火火出見命 ひこほほでみのみこと
:鸕鷀草葺不合命 うがやふきあえずのみこと
:玉依姫尊 たまよりひめのみこと
鎮座地:宮崎県宮崎市清武町船引一五〇八ノ二
例祭日:十月十七日
社殿:本殿(流造) 三坪
:拝殿(入母屋造)六.一坪
境内坪数:一九二坪
創立年月日:承和十年(八四三)九月十五日
由緒沿革:
当社は仁明天皇の御代、承和十年(八四三)九月の勧請で、炎尾六社大権現と称し、崇敬者の信仰厚く、殊に幕府より供田として水田四反歩を寄付して耕作させ、例祭には庄屋に代拝させ荘厳なる祭典を挙行されたと云う。
当社の特種神事として毎年正月元旦に、当社に供えてある神酒の瓶の酒の色合及び量の増減に依って、その年の農作物の豊凶を判定する御神酒試しの神事は、現在も斎行されている。
この神酒は、毎年当家にて自家製のニゴリ酒を作り、秋の例祭日に長さ十三糎、高さ七.五糎の横べという須恵器に補給し神殿に供えておくものである。
また、ご本殿は創建から長い年月を経たものと見られ、史跡保護の観点から覆屋が建築されている。
参考:宮崎県神社誌[宮崎県神社庁編]
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