祭神:神日本磐余彦天皇 かむやまといわれひこのすめらみこと
相殿:左 鵜葺草葺不合命 うがやふきあえずのみこと
:右 玉依姫尊 たまよりひめのみこと
鎮座地:宮崎市神宮二丁目四番一号
例祭日:十月二十六日
社殿:本殿(神明流造)約二〇坪
:幣殿(神明造) 約六八坪
:拝殿(神明流造)約一二坪
境内坪数:七八、九〇八坪
創立年月日:不詳
由緒沿革:
当社は社伝によれば、神武天皇の御孫、健磐龍命(たけいわたつのみこと/熊本・阿蘇神社ご祭神)が筑紫の鎮守であったとき、皇居の霊蹟に社祠を建て、天皇のご神霊をお祀りしたのが創建の始めであるとしている。下って第十代崇神天皇(すじんてんのう)の御宇、また第十二代景行天皇(けいこうてんのう)の熊襲ご親征にあたり、ご社殿が造営され、さらに第十五代応神天皇(おうじんてんのう)の御宇に日向の国造が老男命(おいおのみこと)が鎮祭したとある。
現在の社殿は神武天皇御降誕記念大祭記念事業の一環として、明治四十年に建て替えられたものです。
宮崎の住民には「神武さま」と呼ばれ親しまれています。
毎年十月末の宮崎神宮大祭では、御鳳輦やミスシャンシャン馬などの御神幸行列が宮崎市の中心部を二日間に渡って練り歩き、多くの見物客で賑わっています。
境内南東部には国指定天然記念物の「オオシラフジ」や国登録有形文化財の「徴古館」などもあります。
宮崎神宮徴古館 国登録有形文化財 [MAP]
徴古館は、宝物や書籍等の展示のために建設された木造2階建の建物である。
規模は桁行18m・梁間11mで、海鼠(なまこ)壁という外壁に特徴がある。
屋根は寄棟造の桟瓦葺きで、西側正面には切妻形の屋根を付けた玄関を設ける。
窓は鉄格子をはめた上げ下げ窓を等間隔に配している。
オオシラフジ 国指定天然記念物 [MAP]
(2017/4/23 撮影)
(2017/5/1 撮影)
その他、境内社として宮崎県護国神社、
末社として五所稲荷神社が鎮座しており、
当境内より北西に鎮座する境外社の(宮崎神宮元宮とも云われる)皇宮神社、
高原町に鎮座する別宮の狭野神社などがあります。
参考:宮崎県神社誌[宮崎県神社庁編]、宮崎神宮社務所配布パンフレット
宮崎神宮公式ウェブサイト:http://miyazakijingu.jp/
みやざき文化財情報:http://www.miyazaki-archive.jp/d-museum/mch/details/view/3756
みやざき文化財情報:http://www.miyazaki-archive.jp/d-museum/mch/details/view/3756
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