祭神:彦火々出見尊 ひこほほでみのみこと
鎮座地:宮崎県宮崎市大島町平原九九七
例祭日:十二月十九日
社殿:本殿 二.二五坪
境内坪数:二一七.0一坪
創立年月日:不詳
由緒沿革:
昔より「檍原大権現」と称し、腹部の病に霊験あらたかな神社として、今に近郊よりの参拝が多い。
ご祭神が高千穂の峯より、ここを檍原と目度を定めて御矢を射られた古事により、今にその矢石という霊石があり、いつの頃からかこの霊石に殿舎を設けて奉祭したという。
なおここよりおよそ四十間を隔てて的石と称する奇石があり[ 矢的原神社 MAP ]、前記「彦火々出見尊のお弓を引かせて給いし時の御的なり」と言い伝え、同じく社殿を立てて奉祭するとともにご神体を霊石とする信仰からして、相当古い時代にその創祀が考えられる。
またご社名を同じくする霧島神社が日向式内社の一つであることなどからしてもその由緒の深いことを物語っている。
四十間先の矢的原神社境内の的石神社にて祀られている奇石
参考:宮崎県神社誌[宮崎県神社庁編]
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