宮崎神宮で毎年十月二十六日に斎行されているお祭りで、直近の土曜・日曜の二日間で御神幸行列が行われる宮崎県下最大のお祭りです。
御神幸行列は「神武さま」と呼ばれ毎年多くの見物客で賑わいます。
初日は宮崎神宮から御旅所(瀬頭と大淀を一年おきに持ち回り)への往路、二日目は御旅所から宮崎神宮への復路となっています。
順路は以下画像の通りになっています。
お祭りの起源ははっきりしませんが、少なくとも江戸時代中期には「神輿社内渡御」の祭事が行われていたそうです。
明治になり宮崎市中村町氏子から県に対して「渡御の儀の願い」が提出され大淀川を越えるようになり、その後規模を拡大し明治四十二年頃から現在のような隊列を組む形になりました。
現在は御神幸行列の他に、順路のすぐ近くに位置する高千穂通りなどで神武さま広場が開催され多くの出店や数々のステージで宮崎県内の神楽や雅楽・和太鼓の演奏、大道芸などが行われています。
行列の順番は昭和十五年(1940)に発行された宮崎神宮御神幸列圖 [wikipedia] に順じています。
列太鼓
御獅子
楉
主典
神饌唐櫃
樂人
女稚児
御鳳輦
唐鞍御神馬
御錦蓋
御菅蓋
男稚児
流鏑馬
皇宮神社こどもみこし
神武こども太鼓
神々のパレード
都城熊襲踊
ミスシャンシャン馬
人力車レディ
JC太鼓
神話ラッピングバス
※平成二十九年の御神幸行列は台風22号の影響で一日目は中止、二日目も一時間遅れでの行列となりました。
その為、おきよ丸やアマテラス等の行列参加がありませんでした。
参考 [宮崎神宮ホームページ / http://miyazakijingu.jp/modules/about/index.php?content_id=6 ]
[宮崎県の歴史散歩 / 山川出版社 刊]
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