祭神:足仲彦命 たらしなかつひこのみこと - 仲哀天皇 ちゅうあいてんのう
:誉田別命 ほんだわけのみこと - 應神天皇 おうじんてんのう
:息長足姫命 おきながたらしひめのみこと - 神功皇后 じんぐうこうごう
鎮座地:宮崎市大字大瀬町字中尾五七一四番地
例祭日:十一月十日
社殿:本殿(流造) 九坪
:拝殿(入母屋造)二三坪
創立年月日:不詳
由緒沿革:
聖武天皇の御宇天平九年(七三七)この地に勧請されたと、当社棟札に明記されている。
古くは瓜生野八幡宮と呼ばれ、現在でも地元ではそう呼ばれ崇敬されている。
付近に宇佐八幡宮領瓜生野別府があったところから、その鎮守として勧請されたものであろう。
所蔵の棟札によれば、
第六〇代 醍醐天皇の御宇 延長二年(九二四)
第八三代 土御門天皇の御宇 元久元年(一二〇四)
第一〇七代 後陽成天皇の御宇 慶長十六年(一六一一)
第一一一代 後西天皇の御宇 寛文八年(一六六八)
第一一六代 桃山天皇の御宇 寛延三年(一七五〇)
第一一九代 光格天皇の御宇 寛政七年(一七九五)と、
たびたび造営再興が繰り返されている。
明治四年八幡神社と改称し、郷社に列せられた。
当社殿後方には、半壊の古墳封土があり、
また境内にはうっそうと茂るクスノキの群落は、瓜生野八幡クスノキ群として、
昭和二十六年六月国の天然記念物に指定された。その最大のものは目通り幹回り約八.九㍍で樹齢八百年と推定されている。
他にもスギ・アラカシ・ヤブツバキ・カゴノキ・ナギ・ヒイラギ等が茂っている。
また宝物として仏光背一面を所蔵している。
元
久
元
年
甲■大
子歳
五
月
■ 日
■ 州
八
幡
宮
境内摂社 稲荷社
国指定天然記念物 瓜生野八幡神社のクスノキ群
参考:宮崎県神社誌[宮崎県神社庁編]
瓜生野八幡神社 配布冊子 平成29年度版
瓜生野八幡神社 配布冊子 平成29年度版
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